アーユルヴェーダとは?
アーユルヴェーダは世界最古の伝統医学といわれ、5,000年前の古代インドから伝えられているインド伝承医学です。
アーユル=生命、ヴェーダ=科学という意味を持つ、サンスクリット語です。
病気の予防、さらには健康の維持増進や若返り(アンチエイジング)を目的とした、まさに「生命の科学」です。
寝たきりの長生きではなく、健康で長生き。
つまり、健康寿命を全うすることがアーユルヴェーダの目的です。
日本では、まだ認知度の低いアーユルヴェーダですが、WHO(世界保健機構)が正式に奨励している代替医療の一つでもあります。
アーユルヴェーダは、ほとんどが日常生活に関係する事であり、身近なものなのです。美と健康の妨げとなるトラブルを内側から改善し、心と体のバランスを整え、個々の自然治癒力を高めて、生きる知恵を教えてくれます。
★アーユルヴェーダの考え方
身体に溜まってしまったアーマ(未消化物)はドーシャに合わせたオイルで一度排出しましょう。
アーマが溜まっていると、病気の原因にもなります。
心に溜まってしまった毒素(アーマ)も同様です。 病は気からと言います。
心身共に毒素(アーマ)を排出してクリアな状態で生活することで日々活き活きと過ごすことが出来ます。
アーユルヴェーダは、ただ単に気持ちが良いマッサージではなく個人差に応じた毒素の溜まらない日々の過ごし方がわかってくる為、自分でコントロールすることが出来るようになり、健康な生活が送れるようになるのです。
またアーユルヴェーダで大切なのは消化力です。
消化力が弱いとアーマが溜り、消化がきちんと行われるとオージャスが溜ります。
★ドーシャ
アーユルヴェーダには体質理論というものがあります。人はある特徴的な体質・気質を持って生まれてきます。それはその人の個性を特徴づけるものとなります。
空・風の気質を持ったVATA
火・水の気質を持ったPITTA
水・地の気質を持ったKAPHA
それぞれのドーシャに合った過ごし方や食事でオージャスを高めましょう!
★老化除去 (ジャラハラ)
アーユルヴェーダではマッサージはジャラハラつまり老化を除去するものとして述べられてます。なぜならそれは体の7つの構成要素すなわちダートゥに栄養を与えるからです。
7つの構成要素
1.ラサ(流動体。ホルモン、リンパ)
2.ラクタ(血液)
3.マーンサ(筋肉,皮膚)
4.メーダ(脂肪)
5.アスティ(骨.歯)
6,マッジャ(骨髄)
7.シュクラ(精液、オージャス)
筋肉を摩擦する.もむ.圧迫する.圧点を巧みに操作する等によって血液、リンパの循環やホルモンの働きは高められます。これはだんだんと神経系や免疫系を丈夫にし、それによって老化を遅らせます背骨や足、手、そして頭にオイルを使う事は活力や精力を向上させます